Vine Linux バグトラッキングシステム

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IDプロジェクトカテゴリ登録日最終更新
0000095Vine Linux1 バグ2006-08-02 19:392006-09-05 16:42
報告者anonymous 
担当者daisuke 
優先度再現性不明 
状態完了解決状況不明 
バージョンVineSeed 
修正予定バージョン修正済バージョン 
概要0000095: pcc-acpi-utils の挙動に不具合
説明CF-T4H にて使用して感じた挙動の不具合を3点報告します。

・ミュートの制御が正常に行われません。
 原因ですが、pcc-acpi には ALSA のミキサーとは別のミュートフラグを管理する
 インタフェースがあり、その値を参照してミュート・ミュート解除の挙動を
 決めていますが、/etc/acpi/hotkey.sh の 41, 44 行目の部分で
 フラグに対する操作が patch によってコメントアウトされていることです。
 手元の環境では、41, 44 行目のコメントアウトを解除することで
 正常にマスターボリュームのミュート制御が行えました。
 どうやら整合性を保つためには ACPI インタフェースと ALSA ミキサー両方に対しての
 操作が必要のようです。

・マスターボリュームをミュートしてもヘッドフォンから音が聞こえてしまいます。
 ヘッドフォンのボリュームがマスターボリュームと完全に独立している仕様になっているため
 引き起こされる現象のようです。これは、Master,0 と 同時に Headphone,0 も制御する
 ことで回避できます。

・液晶のブライトネス制御が極端です。
 patch によって値変化のデルタ値が 10 に変更されているようですが、T4 の場合
 ブライトネスの値は 1 〜 21 までしかなく、2回のホットキー操作で最大輝度と
 最小輝度の間を行き来するような動作になってしまっています。
 /proc/acpi/pcc/{ac|dc}_brightness_{max|min} を参照すると最大値、最小値が
 取得できますが、これを利用することはできないでしょうか?
タグ設定されていません。
archx86
パッケージpcc-acpi-utils-0.0.20050811-0vl1
添付ファイル

- 関連

-  コメント
(0004013)
kazutaka (開発者)
2006-08-02 22:48

CF-W4AGでも追試してみましたが、基本的に同じでした。

> ・ミュートの制御が正常に行われません。
>  手元の環境では、41, 44 行目のコメントアウトを解除することで
>  正常にマスターボリュームのミュート制御が行えました。
>  どうやら整合性を保つためには ACPI インタフェースと ALSA ミキサ
> ー両方に対しての
>  操作が必要のようです。

同様の対応が必要でした。

> ・マスターボリュームをミュートしてもヘッドフォンから音が聞こえて
> しまいます。
>  ヘッドフォンのボリュームがマスターボリュームと完全に独立してい
> る仕様になっているため
>  引き起こされる現象のようです。これは、Master,0 と 同時に
> Headphone,0 も制御する
>  ことで回避できます。

gnome-volume-control を実行した状態で音量の変更を
してみましたが、確かにヘッドフォンのボリュームと
マスターのボリュームは連動していませんでした。

ただし、これが連動すべきかどうかは悩ましいところだと
思いますので、仕様ということでこのままでも良いのでは
と思います。

> ・液晶のブライトネス制御が極端です。
>  patch によって値変化のデルタ値が 10 に変更されているようです
> が、T4 の場合
>  ブライトネスの値は 1 〜 21 までしかなく、2回のホットキー操作で
> 最大輝度と
>  最小輝度の間を行き来するような動作になってしまっています。

W4でも同様でした。
ちなみにブライトネスの値は、0 〜 20 でした。

一旦 patch を外して様子を見てみても良いかもしれません。

あと Fn+F10 での Save to Disk (ハイバーネート)は
問題なく動作しました。
(0004014)
daisuke (管理者)
2006-08-03 00:21

> > ・ミュートの制御が正常に行われません。
> >  手元の環境では、41, 44 行目のコメントアウトを解除することで
> >  正常にマスターボリュームのミュート制御が行えました。
> >  どうやら整合性を保つためには ACPI インタフェースと ALSA ミキサ
> > ー両方に対しての
> >  操作が必要のようです。
>
> 同様の対応が必要でした。

次のバージョンで修正しておきます。

> > ・マスターボリュームをミュートしてもヘッドフォンから音が聞こえて
> > しまいます。
> >  ヘッドフォンのボリュームがマスターボリュームと完全に独立してい
> > る仕様になっているため
> >  引き起こされる現象のようです。これは、Master,0 と 同時に
> > Headphone,0 も制御する
> >  ことで回避できます。
>
> gnome-volume-control を実行した状態で音量の変更を
> してみましたが、確かにヘッドフォンのボリュームと
> マスターのボリュームは連動していませんでした。
>
> ただし、これが連動すべきかどうかは悩ましいところだと
> 思いますので、仕様ということでこのままでも良いのでは
> と思います。

たしかにヘッドフォンもミュートする必要があるのかは疑問です。
基本的にはスピーカーのミュートができればいいと思うので。。
とりあえずこのままにしておきます。

> > ・液晶のブライトネス制御が極端です。
> >  patch によって値変化のデルタ値が 10 に変更されているようです
> > が、T4 の場合
> >  ブライトネスの値は 1 〜 21 までしかなく、2回のホットキー操作で
> > 最大輝度と
> >  最小輝度の間を行き来するような動作になってしまっています。
>
> W4でも同様でした。
> ちなみにブライトネスの値は、0 〜 20 でした。

私の環境というか R1 では 0-255 だったので1単位では押しても押しても
かわらないという状況です。最大値を引き出して妥当な制御幅を設定する
必要がありそうです。1/10〜1/20 の単位で変化させるのがいいような気が
します。ちょっと試してみます。

> あと Fn+F10 での Save to Disk (ハイバーネート)は
> 問題なく動作しました。

hibernate を Requires にいれておきます。
(0004015)
kazutaka (開発者)
2006-08-03 17:32

更新された pcc-acpi-utils 0.0.20050811-0vl2
で対応の確認をしました。

> > > ・ミュートの制御が正常に行われません。
> 次のバージョンで修正しておきます。

修正されているのを確認しました。

> > > ・液晶のブライトネス制御が極端です。
> 最大値を引き出して妥当な制御幅を設定する必要がありそうです。
> 1/10〜1/20 の単位で変化させるのがいいような気がします。
> ちょっと試してみます。

こちらも修正されているのを確認しました。

> > あと Fn+F10 での Save to Disk (ハイバーネート)は
> > 問題なく動作しました。
>
> hibernate を Requires にいれておきます。

これも確認しました。

W4AGでは全ての問題が解消されています。
(0004016)
daisuke (管理者)
2006-09-05 16:42

問題なさそうなので完了にします。

- 課題の履歴
変更日 ユーザー名 項目 変更内容
2006-08-02 19:39 anonymous 新規課題
2006-08-02 22:48 kazutaka コメント追加: 0004013
2006-08-03 00:21 daisuke 担当者 => daisuke
2006-08-03 00:21 daisuke 状態 新規 => 担当者決定
2006-08-03 00:21 daisuke コメント追加: 0004014
2006-08-03 17:32 kazutaka コメント追加: 0004015
2006-09-05 16:42 daisuke 状態 担当者決定 => 完了
2006-09-05 16:42 daisuke コメント追加: 0004016


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