Vine Linux バグトラッキングシステム

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IDプロジェクトカテゴリ登録日最終更新
0000252Vine Linux1 バグ2006-10-11 07:482006-11-17 22:32
報告者anonymous 
担当者daisuke 
優先度再現性不明 
状態完了解決状況不明 
バージョン4.0beta 
修正予定バージョン修正済バージョン 
概要0000252: アップグレードインストールでは tamago が入らない
説明インストール CD のアップグレードを使用して Vine 3.2 から
Vine 4.0beta3 にバージョンアップしてみました。
仮名漢字変換システムは Canna のままです。つまり、まだ
anthy や scim を入れていない状態。

この状態でも kinput2 による仮名漢字変換は可能です。
しかし、Emacs で日本語を入力することができません。
emacs を起動すると、こんなエラーが画面の下半分に出ます

  An error has occurred while loading "~/.emacs.el":
  File error: "Cannot open load file", "egg"

これは egg という elisp プログラムが存在しないということ
でしょう。どうやら、tamago パッケージを入れればよさそうだ。

で、CD から rpm -i で tamago をインストールしました。
しかし、今度はかなを入力することはできますが、漢字に
変換しようとすると、ミニバッファにこんなメッセージが
出ます。

  egg Japanese backend: サーバと接続できませんでした。

tamago パッケージに入っている Canna クライアントは、
cannaserver が -inet オプションつきで起動されていることを
想定しているようです。その証拠に /etc/sysconfig/canna の
CANNA_SERVER_OPTS="-inet" を有効にすると、emacs で 日本語
変換ができるようになりましたから。

さて、そこで要望です。
1) CD を使用してアップグレードするとき、すでに Emacs が
   入っていたら(たいてい入っているでしょうが)、tamago を
   無条件でインストールするようにした方がよいのではないか。
2) cannaserver が Vine 3.2 のデフォルトどおり -inet
   オプション無しで動いていても仮名漢字変換ができるように、
   tamago の Canna 用プログラムを修正した方がよいのではないか。

まあ、Canna より anthy/scim なんでしょうが、アップグレード後
anthy/scim に乗り換える場合でも、tamago は必要なんでしょう?

<BTS:75> と似た話ですけれど。

--
長南
タグ設定されていません。
archx86
パッケージtamago
添付ファイル

- 関連

-  コメント
(0001541)
daisuke (管理者)
2006-10-11 08:02

> で、CD から rpm -i で tamago をインストールしました。
> しかし、今度はかなを入力することはできますが、漢字に
> 変換しようとすると、ミニバッファにこんなメッセージが
> 出ます。
>
> egg Japanese backend: サーバと接続できませんでした。
>
> tamago パッケージに入っている Canna クライアントは、
> cannaserver が -inet オプションつきで起動されていることを
> 想定しているようです。その証拠に /etc/sysconfig/canna の
> CANNA_SERVER_OPTS="-inet" を有効にすると、emacs で 日本語
> 変換ができるようになりましたから。

たしかに、アップグレードでは tamago は入らず、unix domain
での cannaserver への接続もできないですね。

> さて、そこで要望です。
> 1) CD を使用してアップグレードするとき、すでに Emacs が
> 入っていたら(たいてい入っているでしょうが)、tamago を
> 無条件でインストールするようにした方がよいのではないか。

これは Emacs が入っている場合に tamago をインストールする
ように修正しておきました。

> 2) cannaserver が Vine 3.2 のデフォルトどおり -inet
> オプション無しで動いていても仮名漢字変換ができるように、
> tamago の Canna 用プログラムを修正した方がよいのではないか。

ちょっと調べてみます。

> まあ、Canna より anthy/scim なんでしょうが、アップグレード後
> anthy/scim に乗り換える場合でも、tamago は必要なんでしょう?

デフォルトでは anthy を使う場合も tamago を使っています。
(anthy-elはemacs22で動作がおかしいことと、tamagoに統一できるため)
(0001542)
anonymous (参照)
2006-10-29 21:34

> たしかに、アップグレードでは tamago は入らず、unix domain
> での cannaserver への接続もできないですね。
>
> > さて、そこで要望です。
> > 1) CD を使用してアップグレードするとき、すでに Emacs が
> > 入っていたら(たいてい入っているでしょうが)、tamago を
> > 無条件でインストールするようにした方がよいのではないか。
>
> これは Emacs が入っている場合に tamago をインストールする
> ように修正しておきました。

Vine 3.2 から 4.0rc1 にアップグレードしてみましたが、
まだ自動的に tamago が入りません。

tamago による UNIX domain socket 経由の cannaserver
への接続もまだのようです。

両方とも、この次のリリースで実現するのでしょうか。

--
長南
(0001543)
anonymous (参照)
2006-11-04 12:05

vine 3.2 から 4.0rc2 へのアップグレードでは tamago と
anthy/scim 一式が入るようになりました。

emacs から UNIX domain socket 経由での cannaserver
への接続の方は、相変わらず出来ません。

4.0 ではできるだけ anthy を使ってください、ということなの
でしょうか。Canna を選ぶ人なんてもういないんでしょうか。
わたしだって、ずっと前から esecanna--VJE で、Canna
そのものは使っていませんけれど。

--
長南
(0001544)
daisuke (管理者)
2006-11-17 02:43

tamago-4.0.6-1vl24 で unix domain での接続に対応しました。
(0001545)
anonymous (参照)
2006-11-17 21:25

> tamago-4.0.6-1vl24 で unix domain での接続に対応しました。

はい、tamago を 4.0.6-1vl24 にアップグレードしたところ、
Emacs から UNIX domain socket 経由で cannaserver に
接続できるようになりました。お手数をお掛けしました。

--
長南
(0001546)
daisuke (管理者)
2006-11-17 22:32

完了にします。

- 課題の履歴
変更日 ユーザー名 項目 変更内容
2006-10-11 07:48 anonymous 新規課題
2006-10-11 08:02 daisuke 担当者 => daisuke
2006-10-11 08:02 daisuke 状態 新規 => 担当者決定
2006-10-11 08:02 daisuke コメント追加: 0001541
2006-10-29 21:34 anonymous コメント追加: 0001542
2006-11-04 12:05 anonymous コメント追加: 0001543
2006-11-17 02:43 daisuke 状態 担当者決定 => テスト待ち
2006-11-17 02:43 daisuke コメント追加: 0001544
2006-11-17 21:25 anonymous コメント追加: 0001545
2006-11-17 22:32 daisuke 状態 テスト待ち => 完了
2006-11-17 22:32 daisuke コメント追加: 0001546


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