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ID | プロジェクト | カテゴリ | 登録日 | 最終更新 | |||||
0000195 | Vine Linux | 1 バグ | 2006-09-17 21:41 | 2006-10-16 22:59 | |||||
報告者 | anonymous | ||||||||
担当者 | daisuke | ||||||||
優先度 | 中 | 再現性 | 不明 | ||||||
状態 | 完了 | 解決状況 | 不明 | ||||||
バージョン | 4.0beta | ||||||||
修正予定バージョン | 修正済バージョン | ||||||||
概要 | 0000195: 起動時にLAN設定に失敗する | ||||||||
説明 | Shuttle Xpc sn41G2にVine4.0-betaをインストールしたところ 起動時にLAN設定に失敗します. ネットワークインタフェースは以下の構成です. eth0:PCI Buffalo LAN eth1:オンボード LAN eth0を有効にしbootとすると、eth0の設定に失敗し [OK]と出力されずeth0の設定で止まってしまいます. この場合強制終了する以外に対応できなくなります. これはeth1にしても同様のことが起こります. boot時無効にし、ログイン後有効にすれば ネットワークにはつながります. なお、この現象は以前のバージョンではありませんでした. | ||||||||
タグ | 設定されていません。 | ||||||||
arch | |||||||||
パッケージ | なし | ||||||||
添付ファイル | ifup.patch [^] (1,016 バイト) 2006-09-18 01:51 [表示]
initscripts-7.2.1-0vl1_ifup.patch [^] (653 バイト) 2006-09-18 11:12 [表示] | ||||||||
コメント | |
(0001239) daisuke (管理者) 2006-09-17 22:39 |
> Shuttle Xpc sn41G2にVine4.0-betaをインストールしたところ > 起動時にLAN設定に失敗します. > > ネットワークインタフェースは以下の構成です. > > eth0:PCI Buffalo LAN > eth1:オンボード LAN > > eth0を有効にしbootとすると、eth0の設定に失敗し > [OK]と出力されずeth0の設定で止まってしまいます. > この場合強制終了する以外に対応できなくなります. > これはeth1にしても同様のことが起こります. おそらくインタフェースが入れ替わっているのではないかと 思います。eth0 と eth1 がインストール時と反対になって しまっていると思われます。 dhcp でとりにいって止まっているのだろうと思います。 しばらくまつと timeout するはずですが、timeout しま せんでしたか? ともあれ、原因は installer との認識順の違いによる ネットワークインタフェースの不整合です。<BTS:150> もその関係ではないかと思いますが、非常に不便なので 修正したいとおもいます。インストール時に設定された とおりのインタフェースに付け直すように udev rule をいれることにしました。 initscripts-7.2.0-0vl1, β3 で適用されます。 |
(0001240) ats7 (開発者) 2006-09-18 01:51 |
> おそらくインタフェースが入れ替わっているのではないかと > 思います。eth0 と eth1 がインストール時と反対になって > しまっていると思われます。 # Vine40-beta2-vmware.tar.bz2 を VMware Player 1.0.2 で試して # いて気付いたのですが、VMware 起動時に新しい UUID が生成され、 # その影響で MAC アドレスが変わりました。 # そのまま Vine を起動すると、eth0 の設定で止まってしまいました。 ifcfg-eth0 の HWADDR が実際の MAC アドレスと違うと、ifup が 無限ループするようです。ifcfg-eth0 の HWADDR をコメントアウト すると止まりませんでした。 # HWADDR は必要なのでしょうか? 添付のパッチを当てると HWADDR をコメントアウトしなくても、 ifup が終了するようになりました。 ただ、パッチを当てた部分の処理意図がよく分かっていないので、 IP エイリアス関連でエンバグしていないか心配です。 パッチ適用後 -- Sep 18 01:22:26 localhost network: Setting network parameters: succeeded Sep 18 01:22:27 localhost network: Bringing up loopback interface: succeeded Sep 18 01:22:28 localhost ifup: Device eth0 has different MAC address than expected, ignoring. Sep 18 01:22:28 localhost network: Bringing up interface eth0: failed -- |
(0001241) daisuke (管理者) 2006-09-18 03:48 |
> ifcfg-eth0 の HWADDR が実際の MAC アドレスと違うと、ifup が > 無限ループするようです。ifcfg-eth0 の HWADDR をコメントアウト > すると止まりませんでした。 > # HWADDR は必要なのでしょうか? たしかに、ifup を延々再帰的に呼び出されて無限ループにはいりますね。 > 添付のパッチを当てると HWADDR をコメントアウトしなくても、 > ifup が終了するようになりました。 > ただ、パッチを当てた部分の処理意図がよく分かっていないので、 > IP エイリアス関連でエンバグしていないか心配です。 このパッチはちゃんとうごいていますか? NEWCONFIGS が参照されていない のですべて素通りになってしまうのではないかとおもいますが。。 initscripts-7.2.0 で更新した部分に不備があったので、それを修正す るとともに インタフェースの rename にも対応させて、上記バグもとる ようにしました。インタフェースが変わっていたら(MACADDRの背亭された) 設定ファイルにあわせて付けかえ、MACADDR が未知の場合は元と同様に MACアドレスが期待しているものじゃない というメッセージがでるように しました。基本部分は upstream(initscripts-7.93) からの porting です。 変更が大幅になってしまいましたので、試してみてもらえると助かります。 initscripts-7.2.1-0vl1 として upload します。 # 手元でいろいろなパターンで試している限り、とくに問題はなさそう # です。 |
(0001242) ats7 (開発者) 2006-09-18 11:12 |
すみません、パッチ間違ってましたね。 initscripts-7.2.1-0vl1 試してみました。 ifcfg-eth0 の HWADDR が実際の MAC アドレスと違うと Device eth0 has different MAC address than expected, ignoring. というメッセージが出て失敗するのは変わりませんでした。 添付のパッチで直ることを確認しました。 |
(0001243) anonymous (参照) 2006-09-22 00:05 |
> すみません、パッチ間違ってましたね。 > > initscripts-7.2.1-0vl1 試してみました。 > ifcfg-eth0 の HWADDR が実際の MAC アドレスと違うと > Device eth0 has different MAC address than expected, ignoring. > というメッセージが出て失敗するのは変わりませんでした。 > 添付のパッチで直ることを確認しました。 作成して頂いたパッチを/sbin内で # patch < initscripts-7.2.1-0vl1_ifup.patch として当てたところ以下のようなメッセージが出ました. patching file ifup Hunk 0000001 FAILED at 161. 1 out of 1 hunk FAILED -- saving rejects to file ifup.rej "FAILED"のメッセージが出ているのでパッチを当てるのに 失敗している気がするのですが.. なにぶん,ここらへんの知識がないもので パッチの当て方は正しかったでしょうか? 気付いたことしか報告できませんが、以上報告です. |
(0001244) daisuke (管理者) 2006-09-22 01:35 |
> > initscripts-7.2.1-0vl1 試してみました。 > > ifcfg-eth0 の HWADDR が実際の MAC アドレスと違うと > > Device eth0 has different MAC address than expected, ignoring. > > というメッセージが出て失敗するのは変わりませんでした。 > > 添付のパッチで直ることを確認しました。 この部分は、 1. ifcfg-ethX の HWADDR が ethX の MACアドレス(FOUNDMACADDR) と 違っていたら、 2. HWADDR を MACアドレスに持つインタフェース(curdev)を探して、 3. そのインタフェース(curdev)の名前を ethX に付け直す ということをします。 これは、本来意図したコネクタに意図したIPアドレスを設定するために 用意されている機能です。たとえば口が2つあって、設定したときと異な る順番で認識されてしまった場合に、口とネットワーク設定がいれかわっ てしまったりするのを防ぎます。 これを添付されたパッチを適用してしまうと、意図していない状態に なってもおかまいなしに設定されてしまいます。本来はこのメッセー ジも出さず次へ進んで「e1000デバイス eth0 は存在しないようです ので初期化を遅らせます」といったメッセージを出して終了するのが 正しい挙動です。(curdevが空っぽだったときの処理がおかしい) 正しくは以下の感じです。 if [ -n "${HWADDR}" ]; then FOUNDMACADDR=`get_hwaddr ${REALDEVICE}` if [ "${FOUNDMACADDR}" != "${HWADDR}" ]; then curdev=`ip -o link | awk -F ':' -vIGNORECASE=1 "/$HWADDR/ { print \\$2 }"` if [ -n "$curdev" ]; then rename_device "${REALDEVICE}" "${HWADDR}" "${curdev}" || { echo $"Device ${DEVICE} has different MAC address than expected, ignoring." exit 1 } fi fi fi 本来 ignoring 云々を出すのはHWADDRをもつデバイスが存在するのに rename できなかったときです。 で、ここでデバイスが存在しなかった場合にHWADDRを無視して強制的 にインタフェースを up してしまうという手もありますが、実は後か ら遅れて認識されるデバイス(たとえばUSB)だった場合に、意図と違 う設定がされてしまうことになります。 もしMACアドレスを無視して、現在のインタフェースにその設定を適用 したいということであれば HWADDR= の一行を ifcfg-eth? から抜いて おくというのが良いと思います。 とりあえず次の initscripts-7.2.5-0vl1 で上の curdev の修正だけ いれておきます。 |
(0001245) daisuke (管理者) 2006-09-22 02:10 |
この修正だけではちょっと挙動がおかしいみたいなので、いったん保留に もどします。 |
(0001246) daisuke (管理者) 2006-09-25 01:34 |
バグしい部分については修正はしました。 HWADDR が設定されているときに、該当するインタフェースがない場合に FAILED になるのは仕様なので、そこは変えてありません。必要に応じて HWADDR を削除してください。 initscripts-7.2.5-0vl1 です。 |
(0001247) anonymous (参照) 2006-10-09 02:14 |
> バグしい部分については修正はしました。 > HWADDR が設定されているときに、該当するインタフェースがない場合に > > FAILED になるのは仕様なので、そこは変えてありません。必要に応じて > > HWADDR を削除してください。 > initscripts-7.2.5-0vl1 です。 上記を参考にパッチを当てたところ 起動時にLANに接続する様になりました。 |
(0001248) anonymous (参照) 2006-10-16 22:59 |
> 上記を参考にパッチを当てたところ > 起動時にLANに接続する様になりました。 β3 で HWADDR を付けたり消したり、わざと 間違った MAC アドレスを付けたりしてテスト してみましたが、想定通りの動作をすることが 確認できました。 状態を完了に変更します。 |
課題の履歴 | |||
変更日 | ユーザー名 | 項目 | 変更内容 |
2006-09-17 21:41 | anonymous | 新規課題 | |
2006-09-17 22:39 | daisuke | 担当者 | => daisuke |
2006-09-17 22:39 | daisuke | 状態 | 新規 => テスト待ち |
2006-09-17 22:39 | daisuke | コメント追加: 0001239 | |
2006-09-18 01:51 | ats7 | 添付ファイル追加: ifup.patch | |
2006-09-18 01:51 | ats7 | コメント追加: 0001240 | |
2006-09-18 03:48 | daisuke | コメント追加: 0001241 | |
2006-09-18 11:12 | ats7 | 添付ファイル追加: initscripts-7.2.1-0vl1_ifup.patch | |
2006-09-18 11:12 | ats7 | コメント追加: 0001242 | |
2006-09-22 00:05 | anonymous | コメント追加: 0001243 | |
2006-09-22 01:35 | daisuke | コメント追加: 0001244 | |
2006-09-22 02:10 | daisuke | 状態 | テスト待ち => 完了 |
2006-09-22 02:10 | daisuke | 解決状況 | 不明 => 保留 |
2006-09-22 02:10 | daisuke | コメント追加: 0001245 | |
2006-09-25 01:34 | daisuke | 状態 | 完了 => テスト待ち |
2006-09-25 01:34 | daisuke | 解決状況 | 保留 => 不明 |
2006-09-25 01:34 | daisuke | コメント追加: 0001246 | |
2006-10-09 02:14 | anonymous | コメント追加: 0001247 | |
2006-10-16 22:59 | anonymous | 状態 | テスト待ち => 完了 |
2006-10-16 22:59 | anonymous | コメント追加: 0001248 |
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