0001069: xdvi:\usepackage{times}にした場合 - Vine Linux バグトラッキングシステム

コメント
(0000224) munepi (管理者) 2010-11-07 22:24	> TeXのsourceに > \usepackage{times} > を入れた場合、xdviでpreviewすると > xdvi.bin: Warning: Font map calls for utmb8a.pfb, but it was not found > (will try PK version instead). > xdvi.bin: Warning: Font map calls for utmr8a.pfb, but it was not found > (will try PK version instead). > というWarningが出ます。 Vine Linux 5.2 Beta 3 x86_64 を [デスクトップ] としてインストールした直後に、 # apt-get install task-tetex をした環境で、以下のソースをタイプセットして、xdvi でプレビューさせましたが、全く再現できません。 ========== \documentclass{article} \usepackage{times} \begin{document} abc \end{document} ========== utmb8a.pfb, utmr8a.pfb は、tetex-extra に同梱されています。 task-tetex パッケージをインストールしていただければ、一緒に tetex-extra パッケージもインストールされます。もしくは、TeX 周りで何か特別な設定などをなさったのでしょうか？

(0000225) anonymous (参照) 2010-11-08 09:05	申し訳ありません、こちらの現在の状況は昨日と変わっていないはずなのですが、今、再度やってみたところ、こちらでも症状は出ませんでした。お手数をおかけしました。

(0000226) munepi (管理者) 2010-11-08 13:59	返信を下さいまして有難うございます。 > 申し訳ありません、こちらの現在の状況は昨日と変わっていないはずなのです > が、今、再度やってみたところ、こちらでも症状は出ませんでした。 > お手数をおかけしました。本件は、もし投稿者の環境が、本当に昨日と何も変っていないはずならば、投稿2のソースで、必ず再現できるはずだと思います。ちなみに、 ========== xdvi.bin: Warning: Font map calls for XXXXX, but it was not found (will try PK version instead). ========== は警告なだけで、PK フォントさえ生成できて、 xdvi でプレビューできておれば問題ない場合もあり、カスタマイズされた TeX 環境であれば、この Warning はあり得ると思います。状態を「再現せず」に変更しますが、引き続き何かありましたら、こちらへご報告下さいませ。

(0000227) anonymous (参照) 2010-11-08 19:38	別のマシンで再度やってみました。できるだけ昨日と同じようにしました。インストールの種類はカスタム（ディスクパーティションの設定を手動にするため）で、パッケージグループの選択ではテキストベースのインターネットをoffにし、TeXドキュメント処理と管理ツールをonにしました。今度はWarningが出ました。task-tetex, tetex-extraはインストールされていません。昨日のマシンはtask-tetexはインストールされていませんが、tetex-extraはインストールされています。いつ、どういう経緯でtetex-extraをインストールしたのかが、すみません、わかりません。「utmb8a.pfb, utmr8a.pfb は、tetex-extra に同梱されています。」という記述を見たとき、rpm -q tetex-extraを実行して、インストールされているな、というのを確認し、rpm -ql tetex-extra\|grep utmを実行して確かにファイルはある、どうしてWarningが出るのだろうと思った記憶はあります。

(0000228) munepi (管理者) 2010-11-08 20:25	追加情報を有難うございます。 > 別のマシンで再度やってみました。できるだけ昨日と同じようにしました。イン > ストールの種類はカスタム（ディスクパーティションの設定を手動にするため） > で、パッケージグループの選択ではテキストベースのインターネットをoffにし、 > TeXドキュメント処理と管理ツールをonにしました。 > 今度はWarningが出ました。task-tetex, tetex-extraはインストールされていま > せん。 > > 昨日のマシンはtask-tetexはインストールされていませんが、tetex-extraはイン > ストールされています。いつ、どういう経緯でtetex-extraをインストールしたの > かが、すみません、わかりません。なるほど、ようやく投稿者の状況を把握できました！おそらく何かなさるときに tetex-extra が入ったのでしょう。これで状況が分かったので、大丈夫です :) > 「utmb8a.pfb, utmr8a.pfb は、tetex-extra に同梱されています。」 > という記述を見たとき、rpm -q tetex-extraを実行して、インストールされてい > るな、というのを確認し、rpm -ql tetex-extra\|grep utmを実行して確かにファ > イルはある、どうしてWarningが出るのだろうと思った記憶はあります。どうして投稿1の Warning が出るかですが，こういうことです。 $ rpm -qf $(kpsewhich times.sty) とすると、tetex-3.0-13vl5 と返ってくるはずです。しかし、インストーラメディアから [デスクトップ] でインストールしても、 tetex-extra はインストールされません。従って、kpsewhich utmb8a.pfb としても、当然何も返ってきません。本件はわずかな不具合に相当すると思います。しかしながら、tetex 自体が main パッケージであり、 CD 版のインストールメディアにも収録しているということもあり、 tetex にこれ以上詰め込まない方が賢明ですし、 errata を出すほどでもないように思います。私個人的には、Vine Linux 5 で TeX 環境構築といえば、通常 $ sudo apt-get install task-tetex で完了することを想定しています。本件は運用上の workaround として、 task-tetex または、tetex-extra をインストールしてくださいで、ご理解いただけますでしょうか？

(0000229) anonymous (参照) 2010-11-08 22:23	了解いたしました。対応ありがとうございました。

課題の履歴
変更日	ユーザー名	項目	変更内容
2010-11-07 21:31	anonymous	新規課題
2010-11-07 22:24	munepi	コメント追加: 0000224
2010-11-08 09:05	anonymous	コメント追加: 0000225
2010-11-08 13:59	munepi	担当者	=> munepi
2010-11-08 13:59	munepi	状態	新規 => 完了
2010-11-08 13:59	munepi	解決状況	不明 => 再現不可
2010-11-08 13:59	munepi	コメント追加: 0000226
2010-11-08 19:38	anonymous	コメント追加: 0000227
2010-11-08 20:25	munepi	パッケージ	なし => tetex, tetex-extra
2010-11-08 20:25	munepi	コメント追加: 0000228
2010-11-08 22:23	anonymous	コメント追加: 0000229

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