匿名 | ログイン | 新しいユーザーの作成 | 2024-12-05 04:21 JST |
メイン | マイビュー | 検索 | 変更履歴 | ロードマップ | Vine Linux ホーム |
課題の詳細を表示 [ コメントにジャンプ ] | [ 課題の履歴 ] [ 印刷 ] | ||||||||
ID | プロジェクト | カテゴリ | 登録日 | 最終更新 | |||||
0000313 | Vine Linux | 1 バグ | 2006-10-27 16:56 | 2006-11-20 23:24 | |||||
報告者 | anonymous | ||||||||
担当者 | |||||||||
優先度 | 中 | 再現性 | 不明 | ||||||
状態 | 完了 | 解決状況 | 不明 | ||||||
バージョン | 4.0beta | ||||||||
修正予定バージョン | 修正済バージョン | ||||||||
概要 | 0000313: GRUBブートフロッピーを使ったインストールレポート | ||||||||
説明 | バグレポートではありません。どうがんばってもフロッピーディスクでしか起動できないマシンにインストールする手がかりのためのレポートです。 ※なお、試験後さらに grub のチュートリアルを読み進めると、フロッピーディスクすら不要なやり方もあり得る事に気づきましたので、先に記しておきます。 試験機:富士通ライフブックB5ノート FMV-650MC8/W (タッチスクリーン) CPU:セレロン 500MHz 、メモリ: 256MB(最大) HDD: 30GB(換装) 100Base-TX標準装備、ネットワークブート(PXE)対応 Vine3.2をHTTPインストールで使用中 ※オプションポート経由でFDDが使用可能 (起動ドライブとして使用可能) ※USB起動不可、起動可能なCD-ROMドライブを不所持 ※PXEのためのサーバーが準備できないケース ■HDDの構成 /dev/hda1 …… /boot /dev/hda2 …… SWAP /dev/hda3 …… / 1) まず インストールCDイメージファイルを取得し、インストーラーから見え易い位置に置きます。今回は / 直下に置きました。 /Vine40-beta4-i386.iso 同様に、vmlinuz と initrd.img (CD-ROMのisolinuxディレクトリにあります)を grub から見え易い位置に置きます。 /vmlinuz /initrd.img 因みに、もしもこれらのファイルサイズがフロッピーに収まるようであれば、フロッピー交換指示を grub に与えることでクリーンインストールも可能なはずです。さらにまた、是非クリーンインストールを行いたいのであるならば、あらかじめパーティションを切り直してこれらのファイルを置く場所を確保することで可能になり、適切に grub の設定を行えば以下のフロッピーブートを行う必要すら無くなります。 2) 普通にdosフォーマットされたフロッピーに grub を導入します。あらかじめフロッピーはマウント(例/mnt/floppy/)しておいてください。 [root@hoge root]# grub-install --root-directory=/mnt/floppy/ '(fd0)' 3) 例では /mnt/floppy/boot/grub/ に menu.lst を作ります。サンプルファイルをコピーしても良いですが、今回はこのようにしました。 # Boot automatically after 30 secs. timeout 30 # By default, boot the first entry. default 0 # Fallback to the second entry. fallback 1 # For installing GRUB into the hard disk title Install GRUB into the hard disk root (hd0,0) setup (hd0) #### ここから(この行を含めない) # For InstallVineLinux4.0betaRAM title VineLinux4.0 beta4RAM root (hd0,2) kernel (hd0,2)/vmlinuz root=/dev/ram0 ramdisk_size=8192 initrd (hd0,2)/initrd.img ※Grubの書式で(hd0,2)の意味は、hd0 = hda で、2 は0,1,2と数えて3番目のパーティション、つまり(hd0,2)=/dev/hda3 です ※/dev/hda3に置かれたvmlinuz とinitrd.imgを読み込み、RAMディスクをルートにするように指示しているつもりです この設定は 本来のインストール起動メニューの デフォルトである、以下の部分(isolinux.cfgより)を参考にしたものです。 label linux kernel vmlinuz append initrd=initrd.img ramdisk_size=8192 今回試していませんが、 text、 ks、 lowres、expert、の各モードも出来そうな気がします。 4) 出来上がったフロッピーを使って起動し、grub画面で「VineLinux4.0 beta4RAM」を選択すると、Vineのインストーラーが起動します。HDDに置いている Vine40-beta4-i386.iso の場所を指定すると、後は普通にインストールできます。 今回の試験では「既存のシステムのアップグレード」を行いました。いくらか既出の不具合がありましたが概ね問題なく完了しています。 なお、インストール中は800x600画面のせいなのかLCDパネル画像が乱れましたが、見て判別出来ないほどでは無かったのでそのまま続行しました。インストール完了後のXの画面は乱れていません。 それから、HDDインストールの割にはそれほど早くは無かったことも付け加えておきます。CD-ROMインストールが可能であるならば、敢えて挑戦する価値は低いでしょう。 今回はインストール先のパーティションに起動イメージやCD-ROMイメージを置いたのでパーティションの切り直しや、より完璧なクリーンインストールは達成できていません。しかし、gparted のようなツールを使えばこうした作業の為の750MBから800MBの区画を確保することは可能でしょうから、 grubを使ってフロッピー起動すら不要な Vine-4.0のインストールが可能だろうと思われます。今回試験したマシンは本来フロッピードライブすら無い機器なので、次はHDDオンリーに挑戦してみたい所です。 ※このレポートはこれらの行為を推奨するものではありません。ディスク構成の指定など、個々の環境に左右されるパラメータをよく理解された上で読み取ってください。 | ||||||||
タグ | 設定されていません。 | ||||||||
arch | x86 | ||||||||
パッケージ | grub vmlinuz initrd.img Vine40-beta4-i386.iso | ||||||||
添付ファイル | |||||||||
コメント | |
(0001799) anonymous (参照) 2006-10-28 23:26 |
> バグレポートではありません。どうがんばってもフロッピーディスクで > しか起動できないマシンにインストールする手がかりのためのレポート > です。 インストールレポートありがとうございました。 ドキュメントチームの方で ドキュメントを作成してはいたのですが SeedML[VineSeed:11762]でアナウンスしただけで BTSなどでのアナウンスを忘れていました。 申し訳ありません。 ドキュメントチームのページが役に立ってないようですので 今後、情報の一元化など考えさせていただきます。 こちらのドキュメントのチェックもお願いします。 http://vinedocs.sourceforge.jp/index.php?%BE%F0%CA%F3 [^] pukiwikiですので 問題があったり、わかりにくい表現があったりした場合は コメントを付ける、直接編集するなどしてください。 |
(0001800) kazutaka (開発者) 2006-11-20 23:24 |
ドキュメントチームで対応されていますので、 完了とします。 |
課題の履歴 | |||
変更日 | ユーザー名 | 項目 | 変更内容 |
2006-10-27 16:56 | anonymous | 新規課題 | |
2006-10-28 23:26 | anonymous | コメント追加: 0001799 | |
2006-11-20 23:24 | kazutaka | 状態 | 新規 => 完了 |
2006-11-20 23:24 | kazutaka | コメント追加: 0001800 |
Copyright © 2000 - 2024 MantisBT Team Copyright © 2012 - 2024 Project Vine |