Vine Linux バグトラッキングシステム - Vine Linux
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0000417Vine Linux1 バグ公開2006-12-04 14:512007-11-13 03:10
anonymous 
 
不明 
完了保留 
 
 
x86
なし
0000417: GNOMEの"共有フォルダの設定”の不具合
下記3点を御確認ください。

1.gnomeの"共有フォルダの設定”(デスクトップのパネルやフォルダ選択して右クリック)を使ってSMB共有フォルダを新たに追加すると、追加したフォルダでない、別の共有フォルダの設定(smb.conf)が書き換わってしまう。

例:sambadoc,exthdd-publicの2つの共有フォルダが設定されているところに、publicなるSMB共有フォルダを追加した時。
 この時、sambadoc,exthdd-publicはbrowseableが”no”に変更されてしまうため、windowsのエクスプローラからアクセスできなくなる。
 下記は追加前と追加後の/etc/samba/smb.conf。

 追加前:
    〜省略〜
 [sambadoc]
    comment = Samba Documents
    path = /var/samba/docs
    guest ok = Yes
    available = No

 [exthdd-public]
    path = /mnt/exthdd/home/public
    read only = No
    available = No

 追加後:
    〜省略〜
 [sambadoc]
    comment = Samba Documents
    path = /var/samba/docs
    guest ok = Yes
    available = no

 browseable = no     <-この3行が追加になる
 public = no      <-
 writable = no      <-
 [exthdd-public]
    path = /mnt/exthdd/home/public
    read only = No
    available = no
 browseable = no     <-この3行が追加になる
 public = no      <-
 writable = no      <-

 [public]      <-この共有フォルダを追加したら...
 path = /home/tokunaga/public
 available = yes
 browseable = no
 public = yes
 writable = yes

2.gnomeの"共有フォルダの設定”でreadonlyの設定が反映されない。
 上の例(追加後)の状態では
  sambadoc、exthdd-public:読み込みのみ(チェックあり)
  public:読み込みのみでない(チェックなし)

3.gnomeの"共有フォルダの設定”を使ってSMB共有フォルダを新たに追加しても、windowsのエクスプローラからアクセスできない。
 browseable = no に設定されてしまうため?(これは仕様でしょうか)
設定されていません。
課題の履歴
2006-12-04 14:51anonymous新規課題
2007-11-13 03:10daisukeバージョン4.0 => 4.0,4.1,VineSeed
2007-11-13 03:10daisuke状態新規 => 完了
2007-11-13 03:10daisuke解決状況不明 => 保留
2007-11-13 03:10daisukeコメント追加: 0002200

コメント
(0002200)
daisuke   
2007-11-13 03:10   
> 下記3点を御確認ください。
>
> 1.gnomeの"共有フォルダの設定”(デスクトップのパネルやフォルダ選択して
> 右クリック)を使ってSMB共有フォルダを新たに追加すると、追加したフォルダで
> ない、別の共有フォルダの設定(smb.conf)が書き換わってしまう。

ちょっとバグっぽいですが、どうも gnome-system-tools の shares-admin
の仕様のようです。もともと管理外だったものも自動的に shares-admin
「デスクトップ-システム管理-ファイルの共有」の管理下に置こうとする
ようです。また browseable = no も仕様のようです。個人的にはデフォルト
は browseable = no でも構わないと思っていますが、指定はできるように
すべきだとは思います。
# shares-admin には仕様の問題も多いですが、かなりバグが多そうです。

> 2.gnomeの"共有フォルダの設定”でreadonlyの設定が反映されない。
>  上の例(追加後)の状態では
>   sambadoc、exthdd-public:読み込みのみ(チェックあり)
>   public:読み込みのみでない(チェックなし)

手元で readonly にしてみたところ writable = no になりました。
どうも動作が不安定であることは確かですね。

> 3.gnomeの"共有フォルダの設定”を使ってSMB共有フォルダを新たに追加して
> も、windowsのエクスプローラからアクセスできない。
>  browseable = no に設定されてしまうため?(これは仕様でしょうか)

上にも書いた通り仕様のようです。
ブラウズ禁止にして具体的な共有名を指定してアクセスしなさいという
ことだと思います。

ちょっと改善できないか調べてみますが、upstream の問題が多いため、
保留としておきます。