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自動パーティションではなく手動でパーティション設定をした場合は
インストールできますか? |
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> 自動パーティションではなく手動でパーティション設定をした場合は
> インストールできますか?
ふたつほど問題があって試していません。
一つは、インストールに失敗した場合に、CDを取り出す方法が分からないこと。CDを取り出せなければ、OSXにもどすこともできずにマシンがお釈迦になってしまう。
もう一つは、手動インストールの方法が分からないこと。
(a)http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Vine/Vine-3.1/ppc/misc/Manual_Vine31_PPC.pdf [^]
などをみると、MacOSXのCDを使って、あらかじめパーティションを切っておか
なければならず、OSX をなくすことはできない。ようにも読めるが、
(b)http://digital.hmx.net/02contents/pc/ppc/mac_mini/mac_mini_box.shtml [^]
によると、手動パーティション設定で「Apple Bootstrap」パーティションを切
れば、どうにかなりそうでもある。(vineのインストーラでも「Apple
Bootstrap」パーティションを作成可能のようだ)。
どちらでしょうか?
あと、手動パーティション設定は、難易度があがるので、手取り足取りマニュアルがないと難しいです。
HDは57230MB。メモリは 640MB というマシンで、どういうパーティションを切ればよいかを示してくれれば、試してもよいですが・・。
(b)の方法で、つぎのようにすればよいのでしょうか?
(1)1MBの「Apple Bootstrap」パーティションを切る
(2)1GB(640MBの2倍)のスワップ(??)を切る
(3)残りをlinuxパーティションとする |
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本レポートの件名を
「iBook でインストールできない」
から
「ppc で自動パーティション設定が正しく動作しない」
に変更しました。
恐らく、ppc での自動パーティション周りにバグがあるのではと
推察します。状態を「割当済み」とし、調べてみます。
以下は手動パーティション設定に関する単なる情報です。
> 一つは、インストールに失敗した場合に、CDを取り出す方法が分から
> ないこと。CDを取り出せなければ、OSXにもどすこともできずにマシン
> がお釈迦になってしまう。
これは Linux での Tips というよりは、Mac 側の Tips になります。
電源投入直後に、マウスのボタンを押しっぱなしにしていれば、
CD/DVD ドライブが必ずイジェクトされます。
> どちらでしょうか?
パーティションを切ること自体は、anaconda インストーラ内でも
Mac OS X からでも可能です。
しかし、現在すでに Mac OS X がインストールされている
ハードディスクで、他に空きパーティションがない状態であれば、
インストールされている Mac OS X は消えてしまいます。
これは、OS X のパーティションの内容を保持したまま、
パーティションを切る/パーティションのサイズを変更する、
ということが出来ないためです。
なので、どちらにせよ、現在入っている OS X のパーティションの
中身を消したくない場合には、別途作業が必要になります。
(1) OS X + Vine の構成にする
(1a) 現在の OS X パーティションの中身をなんらかの方法でバックアップ
(1b) OS X インストールCD/DVD から起動
(1c) ハードディスクの領域を Linux 用、OS X 用のふたつに分ける
(1d) OS X 用として確保した側に OS X を再インストールしておく
(1e) Linux 用として確保した側を anaconda で手動パーティショニングして
Vine をインストールする
(2) Vine のみの構成にする
(2a) 手動パーティションで Vine をインストールする
(現在入っている OS X は消えます)
> HDは57230MB。メモリは 640MB というマシンで、どういうパーティシ
> ョンを切ればよいかを示してくれれば、試してもよいですが・・。
>
> (b)の方法で、つぎのようにすればよいのでしょうか?
>
> (1)1MBの「Apple Bootstrap」パーティションを切る
> (2)1GB(640MBの2倍)のスワップ(??)を切る
> (3)残りをlinuxパーティションとする
それでいいと思います。
ただ、上述の通り、OS X 側で先回りして OS X 領域を確保し、
そこに OS X をインストールし直しておかないと、Linux 専用マシンに
なってしまいます。
例えば OS X CD/DVD で起動、40GB を OS X に、残りを Linux に、と
ふたつの大きなパーティションに分け、前者に OS X をインストールし、
後者を上で示された様な感じで (anaconda 内で) パーティショニングする、
といった流れになります。 |
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> 恐らく、ppc での自動パーティション周りにバグがあるのではと
> 推察します。状態を「割当済み」とし、調べてみます。
単に、1MBの「Apple Bootstrap」パーティションがない場合には、それを作成する動作を自動でやればよいことですけどね。まあ、調べ方とか、設定方法は分からないので、何ともいえませんが・・。
> 以下は手動パーティション設定に関する単なる情報です。
手動パーティション設定でやってみました。
> > 一つは、インストールに失敗した場合に、CDを取り出す方法が分から
> > ないこと。CDを取り出せなければ、OSXにもどすこともできずにマシン
> > がお釈迦になってしまう。
>
> これは Linux での Tips というよりは、Mac 側の Tips になります。
>
> 電源投入直後に、マウスのボタンを押しっぱなしにしていれば、
> CD/DVD ドライブが必ずイジェクトされます。
ありがとうございます。インストール後でもうまくいくことを確認しました。
> > (1)1MBの「Apple Bootstrap」パーティションを切る
> > (2)1GB(640MBの2倍)のスワップ(??)を切る
> > (3)残りをlinuxパーティションとする
>
> それでいいと思います。
この方法で、何事もなかったようにインストールが成功しました。
さらに、もう一度「自動」でインストールすると、今度は「Apple Bootstrap」が作成済みなので、それもうまくいきました。
手動インストール後
[tk@localhost tk]$ df | nkf
ファイルシステム 1K-ブロック 使用 空き 使用% マウント位置
/dev/hda11 56674284 1961168 51834160 4% /
none 320784 0 320784 0% /dev/shm
自動インストール後
[tk@localhost tk]$ df | nkf
ファイルシステム 1K-ブロック 使用 空き 使用% マウント位置
/dev/hda10 56292752 1943260 51489920 4% /
/dev/hda12 99150 14296 79734 16% /boot
none 320784 0 320784 0% /dev/shm
再度インストールCDを入れてswapも調べた。これで作れば、自動パーティション設定と同じになるはず。
容量(MB) 開始 終了
/dev/hda9 Apple Bootstrap 1 1 1
/dev/hda10 ext3 55851 1 7121
/dev/hda11 swap 1279 7121 7284
/dev/hda12 ext3 100 7284 7296
> (1a) 現在の OS X パーティションの中身をなんらかの方法でバックアップ
・・・
> ただ、上述の通り、OS X 側で先回りして OS X 領域を確保し、
> そこに OS X をインストールし直しておかないと、Linux 専用マシンに
> なってしまいます。
今回は、OSXを残す必要がなかったので、全部linuxにしてしまいましたが、
「OS X パーティションの中身をなんらかの方法でバックアップ」ってのが、分からないですね。さり気なく書いてあるけど、簡単ではないはず。 |
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> 「OS X パーティションの中身をなんらかの方法でバックアップ」っての
> が、分からないですね。さり気なく書いてあるけど、簡単ではないは
> ず。
OSX10.3 以上なら簡単です。
OSX のディスクユーティリティ(アプリケーション/ユーティリティに
ある)の「復元」使えば、OSX のボリュームまるごと、起動可能状態の
まま別のボリュームにコピーしたり、イメージファイルにしたり出来ま
す。例えば、パーティションを切った後、このイメージファイルから
新しいパーティションに戻せば、簡単に新しいパーティションに元の
コピーを戻すことができます。
なを、OSX には、ディスクパーティションを作るツールとして、GUIの
ディスクユーティリティが標準ツールですが、ターミナルで使うのな
ら、Linux PPC でおなじみの pdisk を使うことも出来、Linux 用のパ
ーティションを OSX で用意することも出来ます(pdisk はOSX に
default で含まれている)。
OSX 10.4 のインストーラから、ターミナルを実行することも出来ます。 |
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遅くなりましたが、anaconda-vine 内の該当コードを修正し、
現在手元でテスト中です。もう少しいろんな環境でテストを
してから再び結果を報告します。
パッケージの差し替えなどではなく、CD イメージそのものの
差し替えになりますので、どのようなかたちで公開するか
難しいところですが、4.0r1 のようなかたちか、あるいは
4.1 の時点での修正かのどちらかになると思います。
後者の場合には、今回のバグを回避する方法、つまり
手動パーティション設定の方法について、vinelinux.org/ppc/
などで追記することにします (さらに 4.1 リリースまでには
付属ドキュメントに ppc 固有の記述を追加する作業もあります)。 |
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4.1 の anaconda で修正しました。
確認待ちに変更します。 |
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> 4.1 の anaconda で修正しました。
> 確認待ちに変更します。
その後リプライいただけていませんが、
これで完了にします。
ハラダ |
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