Vine Linux バグトラッキングシステム - Vine Linux
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0002912Vine Linux1 バグ公開2015-04-30 20:072015-06-29 14:18
kawamura 
 
毎回 
新規不明 
6.3 
 
x86, x86_64
0002912: Wnn8がsetimeで設定できない
Wnn8の iiimf-wnn8 のバージョンアップで、setimeが機能しなくなりました。
オムロンからも修正情報が出ています。

wnn8le の初期設定 (wnn8le ver1.02以降)
http://www.omronsoft.co.jp/SP/pcunix/wnn8/support/config_le.html [^]

上記のオムロンの修正では、setime wnn8le の場合に回避できますが、wnn8scimを設定すると、無限ループに突入して、ログインできなくなります。

修正箇所(オムロンの /usr/share/vine/imelib からの差分)※ iiimf-wnn8-12.3から
        ## start SCIM
        setSCIM

        ## generate basic user dictionaries for the first time
        ## Note: need wnn8-le
        if test ! -d /var/lib/wnn8/dic/usr/`whoami`/; then
            Wnn8scimCreateDic_$LOCALE
            export XMODIFIERS=@im=iiimx; export HTT_DISABLE_STATUS_WINDOW=t; \ ## (追加)
            /usr/bin/iiimx -iiimd & ## (追加)
# /usr/lib/im/httx -if Wnn8LE -lc_basiclocale ja_JP -xim htt_xbe & ## (削除)
# while test ! -d /var/lib/wnn8/dic/usr/`whoami`/; ## (削除)
# do ## (削除)
# sleep 3 ## (削除)
# done ## (削除)
# killWnn8le ## (削除)
              (sleep 10; killWnn8le)& ## (追加)

        fi
--------------------------

/var/lib/wnn8/dic/usr/以下のユーザ辞書の領域がないと、無限ループする仕様だったので、上記のように
(sleep 10; killWnn8le)&
としてみました。どうでしょう?
辞書の作成に失敗しても、ログインはできるようになるでしょう。







iiimf-wnn8-12.1 では、従来の imelib で問題無し
12.3で問題発生です。
上記の修正をしたら、12.1で問題がでるでしょう。

バージョンによって、スクリプトを変える必要もあります。


設定されていません。
課題の履歴
2015-04-30 20:07kawamura新規課題
2015-05-05 22:08munepiコメント追加: 0009393
2015-06-29 14:18kawamuraコメント追加: 0009475

コメント
(0009393)
munepi   
2015-05-05 22:08   
kawamura さん、ご報告をありがとうございます。

> /var/lib/wnn8/dic/usr/以下のユーザ辞書の領域がないと、無限ループする仕様だったので、
> 上記のように
> (sleep 10; killWnn8le)&
> としてみました。どうでしょう?
> 辞書の作成に失敗しても、ログインはできるようになるでしょう。

Wnn8 リリース時の iiimf-wnn8-12.1 において、以下の2行で /var/lib/wnn8/dic/usr/`whoami` 以下にユーザ辞書が作成されようとするかどうかが確認できれば、ご報告いただいた差分を取り込めそうです。

export XMODIFIERS=@im=iiimx; export HTT_DISABLE_STATUS_WINDOW=t
/usr/bin/iiimx -iiimd &
(0009475)
kawamura   
2015-06-29 14:18   
iiimf-wnn8-12.1 では、動作しなかったはずです。
パッケージの中身が異なるので。

なので、バージョンによってスクリプトを変える必要がある、とう言う話です。
required等で、バージョンを指定するか、スクリプト側でバージョン毎に用意するかですね。