コメント |
|
(0001344)
|
kaneko
|
2006-09-27 12:54
|
|
acpid パッケージのメンテナです。
> acpiが無効もしくは有効にできなかった場合に、acpidを起動しようとす
> ると、
>
> Starting acpi daemon: acpid: can't open /proc/acpi/event: No
> such file or directory [FAILED]
>
> というエラーになります。
ACPI が機能していないことによる正当なエラーメッセージです。
「acpiが無効の場合にacpidを起動しようとするとNGとなる」のは正しい動作です。
acpid 以外の動作に支障ないので、特に何も修正する必要はないと思います。
ACPI が機能しないなら acpid は不要です。
どうしても気になるのなら、acpid が起動されないように chkconfig などで設定してください。 |
|
|
|
> > acpiが無効もしくは有効にできなかった場合に、acpidを起動しようとす
> > ると、
> >
> > Starting acpi daemon: acpid: can't open /proc/acpi/event: No
> > such file or directory [FAILED]
> >
> > というエラーになります。
>
> ACPI が機能していないことによる正当なエラーメッセージです。
> 「acpiが無効の場合にacpidを起動しようとするとNGとなる」のは正しい
> 動作です。
それは理解しているつもりです。
> acpid 以外の動作に支障ないので、特に何も修正する必要はないと思い
> ます。
>
> ACPI が機能しないなら acpid は不要です。
> どうしても気になるのなら、acpid が起動されないように chkconfig な
> どで設定してください。
同じVine Linuxのパッケージで、cpufreqdのパッケージ(1.2.2-0vl1)
では、元の私の要望のように、cpufreqdが想定しているデバイスが見つ
からなければ、OKもFAILEDも出さずに先に進む、というロジックが入っ
ています。このロジックは3.1(1.1.2-0vl1?)あたりでは入っていなかっ
たと思うのですが、今は入っています。
# cpufreqdのupstreamが対応しただけかもしれません。
今回のacpidの状況とcpufreqdの状況はほぼ同じに見えるので、Vine Linux
のパッケージ群として共通の枠組にした方がいいのではないかなぁ、と
いう風に思うのですが、どうでしょうか。
# acpidとcpufreqdで状況が実は全く異なる、のであれば、
# この議論は無意味ですが……。
いずれにせよ、バグではなく要望なので、聞き入れられなくても
仕方ない話ではあると思っています。
cpufreqdがupstreamで対応しただけ、というのであれば、acpidの
upstreamに話を持っていくべきなのかもしれません。 |
|
|
(0001346)
|
kaneko
|
2006-09-27 19:48
|
|
> 今回のacpidの状況とcpufreqdの状況はほぼ同じに見えるので、Vine Linux
> のパッケージ群として共通の枠組にした方がいいのではないかなぁ、と
> いう風に思うのですが、どうでしょうか。
パッケージメンテナとしては、
・エラーメッセージが出た方が役に立つ局面もあると思われる。ACPI が動作していることを期待しているのに実は動作していない、という場合を考えると、エラーメッセージは出るべきだし、もともとそういう状況を想定してエラーメッセージが組み込まれているはず。
・エラーメッセージが出ても(この場合は)acpid 以外のシステムの動作には何ら悪影響がない
・エラーメッセージを見たくなければ acpid を止めればいい
という理由で、提案されたパッチを適用しないことを希望します。
サービスが起動できない状況をどう扱うか、という共通の枠組は特に決まっていないと思うので、最終判断は Project Vine にお任せします。 |
|
|
|
> パッケージメンテナとしては、
> ・エラーメッセージが出た方が役に立つ局面もあると思われる。ACPI が
> 動作していることを期待しているのに実は動作していない、という場合
> を考えると、エラーメッセージは出るべきだし、もともとそういう状況
> を想定してエラーメッセージが組み込まれているはず。
> ・エラーメッセージが出ても(この場合は)acpid 以外のシステムの動
> 作には何ら悪影響がない
> ・エラーメッセージを見たくなければ acpid を止めればいい
> という理由で、提案されたパッチを適用しないことを希望します。
>
> サービスが起動できない状況をどう扱うか、という共通の枠組は特に決
> まっていないと思うので、最終判断は Project Vine にお任せします。
共通のポリシーは以下をベースに ML で議論するとして、とりあえ
ず個人的な見解として述べておきます。
- acpid のエラーメッセージはファイルを開こうとしただけの生の
エラーであまりやさしくなく、特に原因をつかめるわけではない。
init処理時に長いメッセージがでても現実にはうれしくない。
- service script は動作する最低条件をチェックして start/stop
を処理するか決めるほうがよい。なにもせずに daemon 本体に
任せるのは良くない。
- ハードウエア/BIOS の capability の問題である。
ハードウエア(あるいはkernelの設定状況)によって動作するしな
いというものについては、起動時に条件チェックを行って不備なら
exit 1 で終了するというのがいいと思っています。cpufreq や
cpuspeed, apmd も同じで、init script が capability をチェッ
クして abort したのか、daemon program が fail したのかの違
いはあってしかるべしだと思います。
たとえば、ひとつのシステムイメージを複数のハードウエアで共
有する場合などでは、acpid を止める止めないを決めるのは個別に
はできません。
逆に動作条件はそろっていても設定に問題があるなどの場合は
daemon 実行時に fail となるべきだろうと思います。ユーザが
手をいれられる部分に不備があるのかどうかという点がポイント
だと思っています。 |
|
|
|
起動画面を眺めていて、まさにこの件でFAILEDが出たので調べにきてこの記事にHitしました。
初めてインストールしてみた者の立場からすると、
正しくインストールされていないように見えて
私のようにいろいろさがしにきたり、
あるいは一時的にせよパッケージの完成度に不安を覚えるでしょう。
「使いたいだけ」の(Linuxの勉強をしたいわけではない)ユーザーの私としては、
不具合があるわけでもないのにFAILEDの文字が見えるのはどうかと思います。 |
|
|
|
パッチの提案を見落としてしまっていました。
> 起動画面を眺めていて、まさにこの件でFAILEDが出たので調べにきてこ
> の記事にHitしました。
> 初めてインストールしてみた者の立場からすると、
> 正しくインストールされていないように見えて
> 私のようにいろいろさがしにきたり、
> あるいは一時的にせよパッケージの完成度に不安を覚えるでしょう。
>
> 「使いたいだけ」の(Linuxの勉強をしたいわけではない)ユーザーの私と
> しては、
> 不具合があるわけでもないのにFAILEDの文字が見えるのはどうかと思い
> ます。
とくに設定していない状態でFAILEDがでるのであればハードウエア
不具合です。不具合がないわけではありません。
この件については VineSeed ML のほうで PASSED をつかって警告
をだすという案がでていますので、それを採用ということにしたい
と思います。
# 内容がわからない概要に変更されていたので、戻しました。
# 原則として元の概要に問題が内限り変更しないようにしてください。 |
|
|
|
> この件については VineSeed ML のほうで PASSED をつかって警告
> をだすという案がでていますので、それを採用ということにしたい
> と思います。
acpid-1.0.4-1vl2 で対応されたことを確認しました。
状態を完了に変更します。 |
|